レジ袋有料化 知っておきたいこの本質

by i Sayama事務局
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レジ袋 アイサヤマ

レジ袋有料化は環境保護が一番の理由である事を理解しよう。

今、プラスチックは私たちの生活の中で必要不可欠なものになりました。レジ袋はその代表的なもので、食品容器などにも多く使われています。しかしプラスチックは元々自然界に存在しないものです。人工的に作られ、製造段階で沢山の添加剤が使われ、これら化学物質は環境に有害なものになります。

これらプラスチックは適切に処分されなかったゴミが自然界に沢山残されるようになり、有毒物質を発生させるものとして環境問題に発展しています。

本事業を担当する経済産業省と環境省は、レジ袋有料化をすることで、プラスチックごみ削減のためにもそれが本当に必要かを考え新しい生活様式の1つとして考えるきっかけにしてほしいとしています。

海洋ゴミがどれほど深刻化しているか?

プラスチックは自然で分解されるまで非常に長い年月が必要とされます。その年数は数千年ともいわれ、化学物質が環境や生物に与える影響も問題になっています。

世界中で年間800万トン以上のゴミが海に流出しているといわれています。ごみはPETボトルやレジ袋、発砲スチロールなどがその多くを占めていて、人々の生活によって生み出されたゴミがその8割を占めています。

海洋ゴミ自治体ではプラスチックごみを分別して回収し再利用する取り組みが進んでいます。しかしながら適正なリサイクルに回されていないゴミの量の方が多く、それらは海洋だけでなくあらゆる自然界に放置され、そして何百年、何千年と分解されないまま放置され、周りの環境に悪い影響を与えています。

小さな破片となったビニール袋やプラスチックを魚などが吸い込んでしまえば、魚を食べる私たちにも健康被害を引き起こすことになります。

レジ袋の価格でなく、どのように削減するのかを考える

2020年7月1日から、これら環境問題の根源の1つとなっているレジ袋を削減していく為にレジ袋の有料化が始まります。あくまで従来のプラスチックでできたレジ袋が対象で、紙袋や自然界で分解される原料のものは今回の有料化の対象にはなっていません。また持ち手のないプラスチックの袋も対象にはなっていません。

レジ袋 アイサヤマ

経済産業省(レジ袋有料化サイトより)

一部では有料化に対する不満の声が上がる中、既に独自に始めているスーパーなどでは、エコバックなどを持ち込むユーザーの姿も多く見かけ、すでにレジ袋有料化に慣れている人たちも多くいます。

無料だったものが有料になるため、どうしても「お金がかかる」という事に話題向けられがちですが、もう一度よく考えてもらいたいのが、今回の施策は「自分たちの環境のため」である事です。

「1枚10円くらいなら購入する」という考えでは、なかなかゴミ問題や温暖化問題の解決には近づきません。またTVの情報番組などではホームセンターでレジ袋をまとめ買いすることでレジで購入するより安くなるなどの報道もありますがこれで果たして環境保全につながっていくのでしょうか。

今回のレジ袋の取組から始まり、ペットボトルやプラスチック容器などについても考えていかなければ、世界規模で考えなければならない地球環境保全にはつながりません。

私たちが日常的にできる活動の1つが今回のレジ袋削減という事になります。

ではレジ袋の代金は環境保護に回されるのか?

今回のレジ袋有料化の代金は環境保全などに利用されるかと言うとそうではありません。企業によってはこの金額を環境保全団体に寄付するような動きもあるようですが、基本的にはスーパーや販売店の売り上げになります。金額設定も事業者が自由に設定できるものになっています。

これを見ても、やはり私たち個人個人の活動がどのようにプラスチックごみを削減していけるかにかかっているという事です。

>>プラスチック製買い物袋有料化 経済産業省

>>プラスチック製買い物袋有料化実施ガイドライン(経産省・環境省)

>>レジ袋有料化Q&Aガイド

>>レジ袋削減にご協力ください(チラシ)

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