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今年で第21回を迎える狭山地方地域安全暴力排除推進大会が入間市産業文化センターにて開催されました。冒頭狭山警察署長から県内、狭山入間管内での犯罪状況の概要の説明がありました。
狭山警察署管内における9月末時点での刑法犯の認知件数は2,278件で昨年比11%、226件増加しており、特に空き巣204件、バイクなどによるひったくりは193件と目立った数字となっていました。
また、近年増加している振込め詐欺は、10月30日現在、埼玉県下で846件発生しており、被害総額はおよそ24億1千万円。狭山警察署管内でも36件、およそ8600万円の被害が報告されています。
大会では、日頃から防犯活動に尽力されている市民・団体に対しての表彰式も送られ、今年は県内で30名が受賞した防犯栄誉賞は狭山市民からも1名受賞者が出ました。
大会の最中には小学生、中学生による防犯に対する意見発表が行われ、日頃防犯活動に尽力されている人たちへの感謝の気持ちは、小中学生が考える地域社会の犯罪に対する問題点やその解決策に関する意見が述べられ、関係者たちの関心をあつめていました。
多くの関係者の意見として、防犯活動は市民による活動が最も重要ということで、大会に参加した人々の団結を呼びかけていました。
▼狭山警察署管内での犯罪発生状況
http://www.police.pref.saitama.lg.jp/p0180/kenke/ps-sayama-hanzaitoukei.html