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【WEリーグ第8節 ニュース】鉄壁千葉Lを最後まで苦しめた!EL埼玉、シュート22本の猛攻も惜敗
2025/26 SOMPO WEリーグ第8節、ちふれASエルフェン埼玉(EL埼玉)は9月27日(土)、フクダ電子アリーナにてジェフユナイテッド市原・千葉レディース(千葉L)と対戦しました。4,491人 の観客が集まる中、EL埼玉は終始圧倒的な攻撃力を披露しましたが、惜しくも2対1で敗戦となりました。
■同点に追いつく執念を見せる
試合は前半、一進一退の攻防となりました。まず先制点を奪われたのはEL埼玉。前半15分、千葉Lの角谷瑠菜選手にゴールを決められ、0-1とリードを許します。
しかし、EL埼玉はすぐに反撃の糸口を掴みます。前半28分、園田悠奈選手が相手にプレッシャーをかけることでボールがこぼれると、この隙を見逃さず、髙橋美夕紀選手がしっかりと詰めて同点ゴールを決めました。この同点弾により、試合は振り出しに戻ります。
勢いに乗りたいEL埼玉でしたが、前半33分に千葉Lの小川由姫選手にシュートコースをずらした見事なゴールを決められ、1-2で前半を折り返しました。
■シュート数は圧倒の「22本」
後半に入ると、EL埼玉は怒涛の猛攻を見せつけます。試合全体の記録を見ると、EL埼玉のシュート数は22本に上り、これは千葉Lのシュート数7本 を大きく上回る数字でした。
後半49分には、野嶽選手がダイレクトでゴールを狙う決定的なシーンを迎えますが、これは相手GK田中桃子選手のナイスセーブに阻まれます。
さらに攻撃の手を緩めないEL埼玉は、59分に右サイドのクロスから藤原加奈選手のパス を受けた木許和心選手(田中結衣選手との交代で46分に投入)がヘディングシュートを放つも、これも田中桃子選手に阻まれてしまいます。
その後も、足立梓選手に代わって投入された谷口真由選手が65分に左サイドから積極的にゴールを狙うなど、EL埼玉は再三にわたり千葉Lのゴールを押し込みました。
千葉L側は再三押し込まれる中で、全員が体を張ってこの1点のリードを守り切り、多くの選手が足を攣りながらも戦い抜いた 鉄壁の守備に阻まれ、EL埼玉は悔しい2対1での敗戦となりました。
粘り強く戦い、最後まで諦めなかったEL埼玉の選手たちに、次節での勝利を期待しましょう。
次節、第9節は10月4日、ホームの熊谷陸上競技場にて、マイナビ仙台を迎え撃ちます。