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B3リーグ2025-2026シーズン 第7節は、さいたまブロンコスにとって、アウェイの高松市総合体育館でリーグ3位の香川ファイブアローズと対戦するタフな週末となりました。両日とも接戦となる中、ブロンコスは1日目を惜しくも落としましたが、2日目に見事勝利を収め、敵地で勝ち星を分け合う結果となりました。
1日目(11/8):オーバータイムにもつれる大激戦の末、惜敗
香川 83 – 81 さいたま(OT)
2025年11月8日に行われたGAME1は、延長戦(OT1)までもつれ込む大接戦となりました。
ブロンコスは第1クォーターを16-15とわずかにリードして終えると、第3クォーターでは、のこり5分29秒の所で、中央からゴールに向かうデビン・オリバー選手への香川#2パトリック選手のディフェンス対応で激しく接触、これに怒りをあらわにしたオリバー選手に対して、ディスクォリファイイングファウル(退場処分)の判定。厳しすぎる判定にブロンコスは抗議するも通らず、オリバー選手はここで退場となりました。しかしブロンコスはここで奮起、香川の16得点に対し、さいたまブロンコスは26得点を挙げる猛攻を見せ、試合の主導権を握りかけました。
第4クォーターに入るとホームアドバンテージのある香川が22-13と追い上げ、79-79の同点となり、試合はオーバータイムへ突入しました。
延長戦では、#0 トレント・バットリック選手がフリースローを沈め、一時は77-79とブロンコスがリードを奪いましたが、最終的には香川ファイブアローズが粘り勝ちし、83-81でさいたまブロンコスは惜敗しました。
個人成績を見ると、#0 トレント・バットリック選手がチームトップの19点を記録。#1 シリル・ニースミスII選手も15点と、エース陣が得点を牽引しました。
| クォーター | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT1 | 合計 |
| 香川 | 15 | 26 | 16 | 22 | 4 | 83 |
| さいたま | 16 | 24 | 26 | 13 | 2 | 81 |
| 出典 |
2日目(11/9):第3クォーターの猛攻で勝利を掴む!
香川 78 – 82 さいたま
2025年11月9日のGAME2は、前日の悔しさを晴らす見事な勝利となりました。オリバー選手については、前日のディスクウォリファイイングファイルは「テクニカルファウル相当」と判断され、このゲームには出場可能となりました。
第2クォーター終了時点で36-33と香川がわずかにリードする展開でしたが、試合の大きな転機となったのは第3クォーターです。さいたまブロンコスは、このクォーターで香川の18得点を大きく上回る31得点を叩き出し、一気に試合の流れを引き寄せました。
リードを奪って迎えた第4クォーター、香川の追い上げを許しますが、最後まで集中力を保ちリードを守り切ります。終盤には#0 バットリック選手がフリースローを確実に沈め(78-81、78-82)、最終スコア82-78で勝利を飾りました。
この日の立役者は、再び#0 トレント・バットリック選手で、両チーム最多の22得点を挙げ、フリースローも11本中10本成功と、勝負強さを見せつけました。また、#5 デビン・オリバー選手は16得点、リバウンド14本(内ディフェンスリバウンド11本)でダブルダブルを記録し、前日の雪辱として攻守にわたってチームを支えました。
特に第3クォーターでの集中したパフォーマンスは、ブロンコスの底力を見せつける結果となりました。
| クォーター | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
| 香川 | 20 | 16 | 18 | 24 | 78 |
| さいたま | 15 | 18 | 31 | 18 | 82 |
| 出典 |
激戦を乗り越え、次節へ繋ぐ1勝!
香川での激しい2連戦を1勝1敗で終えたさいたまブロンコス。特にGAME2で見せた爆発力と、#0 バットリック選手、#5オリバー選手を中心とした攻撃陣の活躍は、今後の試合に向けて大きな期待を抱かせます。
惜しくも落としたGAME1は悔しい結果でしたが、延長戦での粘りや、翌日の勝利への切り替えは、チームの成長を示すものです。
現在リーグ5位。この勢いを活かし、次節も勝利を目指して戦い続けるブロンコスを、引き続き熱く応援していきましょう!
