B3リーグ第9節が、2025年11月22日(土)、23日(日)の2日間にわたり、さいたまブロンコスのホーム浦和駒場体育館で開催されました。対戦相手は徳島ガンバロウズ。さいたまブロンコスは、土曜日に快勝を収めたものの、日曜日は惜しくも敗戦し、このホームゲームを1勝1敗で終えました。
11月22日(土) さいたま 81 – 62 徳島:完璧なゲーム運びで大勝!
1320名の観客が駆けつけた初戦は、ブロンコスが終始リードを保つ完璧な試合運びを見せました。
さいたまブロンコスは1Qで24-11とロケットスタートを決め、このリードを守り切り、最終スコア81-62で大勝利を収めました。
土曜日の主要選手スタッツ(さいたまブロンコス)
この日の勝利は、チーム全体のバランスの良さが光りました。特に外国籍選手と日本人選手の得点力が融合し、徳島を圧倒しました。
• デビン・オリバー選手 (#5): チーム最多タイの14得点を挙げ、さらに守備では10リバウンド(1 OREB, 9 DREB)、3アシスト、1スティール、1ブロックとオールラウンドな活躍を見せました。フリースロー成功率も75.0% (3/4)と安定していました。
• 松下 裕汰選手 (#66): 驚異的な活躍を見せたのが松下選手。出場時間19:35で14得点を記録し、特筆すべきは3Pシュート成功率100% (3/3)を達成しました。
• トレント・バットリック選手 (#0): 12得点、8リバウンド(2 OREB, 6 DREB)、4アシスト、1スティールを記録。チームを牽引する力強いプレーで勝利に貢献しました。
• 松井 啓十郎選手 (#16): 12得点を記録し、2Pシュートは3本中3本成功(100%)と高精度なシュートで、得意の3Pも2/4(50%)の確率でチームに貢献しました。
• シリル・ニースミスII選手 (#1): 9得点、2ブロックを記録。守備の要として徳島の攻撃をシャットアウトしました。
11月23日(日) さいたま 80 – 86 徳島:終盤の猛追も一歩及ばず
日曜日の試合には1506名が来場し、前日を上回る熱気の中で行われましたが、試合は激しいシーソーゲームとなりました。
ブロンコスは1Qで13-21と出遅れましたが、2Qで25-22と追い上げ、ハーフタイムを38-43の5点差で折り返しました。後半も両チーム点を取り合う展開が続き(3Q 17-18、4Q 25-25)、最終的に80-86と惜しくも及ばず敗戦となりました。
スタッツが上がってきている選手達
敗戦となったものの、ブロンコスは最後まで諦めない粘り強さを見せ、特に日本人選手の奮闘が光りました。
• デビン・オリバー選手 (#5): この日もチームの得点源として大車輪の活躍を見せ、16得点(3P% 50.0% (2/4))、9リバウンド(1 OREB, 8 DREB)、3スティールを記録しました。しかし、試合終盤にパーソナルファウルが重なりファウルアウトとなり (5-8:2)、勝利への執念が実を結びませんでした。オリバー選手はスティールのアベレージが1試合平均2.25となり現在リーグ3位です。
• 今池 翔大選手 (#3): 出場時間9分52秒と限られたプレータイムながら、驚異的な得点効率で15得点を記録!3Pシュートも50.0% (2/4)と高確率で沈め、チームの猛追を支える爆発力を見せました。
• シリル・ニースミスII選手 (#1): 8得点に加え、リバウンドでチームトップの9リバウンド(1 OREB, 8 DREB)を記録し、攻守にわたってペイントエリアを支配しました。
• 松井 啓十郎選手 (#16): 8得点(3P% 50.0% (2/4))、2スティール、2アシストと、攻守で存在感を発揮しました。松井選手は現在3ポイント成功率でリーグ3位につけています。
第10節はホーム浦和駒場体育館でヴィアティン三重と対戦
さいたまブロンコスは、ホームでの第9節を1勝1敗で終えることとなりました。リーグ順位は現在7位となっています。
土曜日の大勝で見せた圧倒的な攻撃力とディフェンスの集中力、そして日曜日の最後まで諦めずに粘り強く追い上げた精神力 は、今後の戦いへの大きな糧となるはずです。
第10節も浦和駒場体育館で、現在リーグ最下位のヴィアティン三重と対戦します。
次節こそ連勝を飾り、さらなる高みを目指して突き進むさいたまブロンコスに、引き続き熱いご声援をお願いいたします!
