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B3リーグ開幕節の2戦目、2025年9月28日14:00より所沢市民体育館にて行われたさいたまブロンコス対金沢武士団の試合は、ホームのさいたまブロンコスが91対80で金沢武士団を破り、勝利を収めました。3,962名の観客が見守る中、両チームが激しく競り合う展開となりました。
試合経過
序盤の攻防(1Q、2Q)
試合は序盤から点の取り合いとなり、第1クォーターはさいたまが25-24と僅か1点リードで終えます。金沢武士団は#14 ジェイディエル・コルディリアらが得点を重ね、激しい攻防を展開しました(1Q終了時点でコルディリア選手は10点)。さいたまは#2 クリークモア・ウィルが3Pシュートを沈めるなどし、リードを許しませんでした。
第2クォーターも接戦が続き、一時は金沢がリードを奪う場面も見られましたが(2Q残り1:02時点で46-48など)、さいたまは#1 シリル・ニースミスIIがフリースローを含め着実に得点し(2Qで11点)、前半終了時には51-49と、再び僅差でさいたまがリードして折り返しました。このクォーターでは、さいたま#16 松井啓十郎が3Pシュートを2本成功させる活躍を見せました。
後半:さいたまが突き放す展開へ(3Q、4Q)
第3クォーターに入っても両チームは互いに譲らず、さいたまが20点、金沢が19点を挙げ、71-68と3点差のまま最終クォーターに突入します。さいたまの#5 デビン・オリバーが2Pシュートやフリースローなどで得点を重ね(3Qで6点)、金沢は#13 ハイラム・ハリスが3Pシュートを決めるなどしてチームを牽引しました。
勝負の第4クォーター、さいたまブロンコスがディフェンスを固め、オフェンスでは着実に得点を積み重ねます。#66 松下裕汰が#11 小西聖也のアシストから3Pシュートを成功させ87-74とリードを広げました。さらに、#0 トレント・バットリックと#2 クリークモア・ウィルがフリースローを沈め、点差を決定づけます。金沢は第4クォーターでわずか12点に抑え込まれ、試合終了間際、さいたま#5 オリバーが2Pシュートを決め(最終的に19点)、最終スコア91-80でさいたまブロンコスが勝利を手にしました。
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試合結果
チーム名
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1Q
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2Q
|
3Q
|
4Q
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合計
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さいたまブロンコス
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25
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26
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20
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20
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91
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金沢武士団
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24
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25
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19
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12
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80
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会場: 所沢市民体育館 日時: 2025/09/28 14:00 入場者数: 3962名
さいたまでは、#1 シリル・ニースミスIIがチームトップの20得点を挙げ、フィールドゴール成功率(2P%)72.7%と高確率で成功させました。#5 デビン・オリバーも19得点、リバウンド6本、アシスト4本とオールラウンドな活躍を見せました。#11 小西聖也は得点こそ2点ながら、アシスト5本、スティール3本を記録し、チームの勝利に貢献しました。
次節はアウェイで岡山との対戦になります。場所は津山総合体育館で開催されます。
さいたまブロンコスは2025年2月17日、狭山市とスポーツの発展とを通じた青少年育成、地域活性化、産業の振興を行うための連携協定を締結しています。