「今年のブロンコスは、ディフェンスの強度が違う」
2026年1月31日と2月1日、多くのブロンコスファミリー(ファン)が詰めかけたB3リーグ第18節。さいたまブロンコスは、粘り強いバスケットが持ち味の岐阜スゥープスをホームに迎え撃ちました。
結果は、見事なホーム2連勝。今年に入って負けなしで、10連勝中となっています。 特に初日の「62失点」に抑え込んだ堅守は、今シーズンの好調ぶり(現在3位、24勝8敗※)を象徴するような試合運びでした。今回は、アイサヤマ編集部が熱気あふれる試合の模様をお伝えします。
GAME1:堅守速攻が炸裂!77-62で快勝
日時: 2026年1月31日(土)
会場: 浦和駒場体育館
試合開始前、今年からBリーグチェアマンに就任した島田慎二氏が就任後初めてブロンコスのホームゲームに訪れ、ファンに向けて来シーズンリーグ編成後のブロンコスの未来への期待を語りました。

GAME1は試合開始直後から、キャプテン川邉亮平選手を中心に、激しいプレッシャーディフェンスを展開。序盤はどちらも譲らない展開も、ブロンコスのオフェンスがかみ合わずスコアが伸びない展開となりました。
勝負を分けた「第3クォーターのギアチェンジ」
前半は互いに譲らない展開でしたが、後半に入るとブロンコスの運動量とディフェンス力が爆発します。
特にデビン・オリバー選手(#5)のオールラウンドな活躍が光りました。リバウンドからのコースト・トゥ・コースト(自らドリブルで持ち込んでの得点)や、的確なアシストで攻撃のリズムを作り出し、岐阜のディフェンスを翻弄。
| チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total |
| 埼玉 | 16 | 17 | 22 | 22 | 77 |
| 岐阜 | 22 | 16 | 10 | 14 | 62 |
特筆すべきは、後半(3Q・4Q)の失点をわずか24点に抑えたこと。そしてその間に得点を重ねて早い段階で逆転に成功しているところです。
岐阜はタフなショットを強いられ、リバウンドはデビン・オリバー選手(#5)と小西聖也選手(#11)がガッチリと支配。「守って走る」ブロンコスの真骨頂により、最終スコア77-62で初戦をものにしました。
GAME2:激闘を制し、チームの底力を証明
日時: 2026年2月1日(日)
会場: 浦和駒場体育館
試合開始前、今年の強さの要因の1つであるメインスポンサー、バイトルでおなじみ「ディップ株式会社」の代表取締役社長&CEOで、ブロンコスオーナーの冨田氏によるフリースローが行われました。

岐阜はフィジカルなディフェンスでブロンコスのパスラインを遮断し、泥臭いルーズボール争いを仕掛けてきました。これぞB3リーグという「削り合い」の展開に、会場のボルテージも最高潮に達します。
ベテランと若手の融合が勝利を手繰り寄せる
苦しい時間帯を救ったのは、経験豊富なベテラン勢と若手の躍動でした。
司令塔の多嶋朝飛選手(#8)が冷静にゲームをコントロールし、要所で松井啓十郎選手(#16)が値千金のシュートを決めるなど、悪い流れを断ち切ります。
最終盤までもつれる接戦となりましたが、最後はホームの大声援を背にブロンコスが競り勝ち、このカード2連勝(スイープ)を達成しました。 この連勝により、ブロンコスはシーズン24勝8敗(勝率.750)とし、首位争いにしっかりと食らいついています。
今シーズンのブロンコスは何が違うのか?
これまでのシーズンと違い、今年のブロンコスには「勝ち切る強さ」があります。その要因を3つのポイントで分析しました。
1. B1級の選手による支配力
今季加入した外国人選手デビン・オリバー選手とケネディ・ミークス選手の存在感は別格です。またB1から来た安定した活躍を見せる松下裕汰選手にも注目です。
- オリバー選手: 得点、リバウンド、アシストすべてをこなす「ポイントフォワード」。彼がボールを持つと何かが起きます。
- ミークス選手: インサイドの要。相手にダブルチームを強いるほどのパワーがあり、そこから外へのパスも供給できます。
- 松下選手:今シーズンB1からさいたまブロンコスに加入。第18節GAME2でも13得点2アシスト、2スティールと攻守で勝利に貢献。
2. 「全員バスケ」の徹底
特定の選手に頼り切りにならず、日替わりでヒーローが出るのも強みです。
例えば、小西聖也選手(#11)や松下裕汰(#66)選手のような若手が、アグレッシブなディフェンスで流れを変える場面が今節も多々見られました。誰が出ても強度が落ちない選手層の厚さは、リーグ屈指と言えるでしょう。
3. ホームアリーナの一体感
これは現地で観戦した筆者の肌感覚ですが、ファンの熱量が年々上がっています。
「Go! Broncos!」のコールが、苦しい時間帯に選手を後押しする「6人目のプレーヤー」として機能しています。この週末も、赤いユニフォームを着たブロンコスファミリーの一体感が、岐阜の粘りを跳ね返す最後のピースとなりました。
さあ、アリーナで「WILD POWER」を体感しよう!
次節、第19節もホームアリーナの1つ「所沢市民体育館」での試合になります。今回も埼玉県民の方は観戦無料のキャンペーンが行われます。是非参加してください。
バスケットボールLIVEなど、スマホの画面越しで結果を見るのも良いですが、あのゴールネットが揺れる音、シューズがコートを擦る音、そしてアリーナを揺るがす歓声は、現地でしか味わえません。
まだ観戦したことがない方も、久しぶりの方も、ぜひ会場で「さいたまブロンコス」を一緒に応援しませんか?
