狭山の空を飛ぶ「白と赤」のC-2輸送機とは?機首の「201」と巨大国旗の謎に迫る
狭山市の空を頻繁に行き交う、航空自衛隊・入間基地の航空機たち。中でも、ひときわ巨大で迫力のあるエンジン音を響かせているのが「C-2輸送機」です。
ふと空を見上げたとき、「あれ? いつもは青いのに、今日は白と赤だ」と驚いたことはありませんか?(※記事トップの写真)
さらに、通常の青い機体の中にも「巨大な日本の国旗」が描かれているものと、そうでないものがあります。「同じ飛行機なのになぜ違うの?」——今回は、そんな航空ファンの間でも話題になるC-2輸送機の「塗装と数字」の秘密について詳しく解説します。
激レアな「白と赤」のC-2
記事のトップに掲載している写真は、青灰色の迷彩ではなく、真っ白なボディに赤いラインが入った色鮮やかなC-2輸送機です。
実はこれ、通常の任務に就いている機体ではなく「試作機(飛行試験機)」なのです。
操縦席の下にある「201」の意味は?
機首(操縦席の斜め下)に黒い文字で書かれた「201」という数字。これは機体番号(シリアルナンバー:08-1201)の下3桁を表しています。
この「201」は、C-2輸送機として日本で一番最初に作られた「試作1号機」であることを示す、非常に記念すべき、そしてレアな数字なのです。開発時の様々なテスト飛行を担うため、空の上で他の飛行機や地上から「あそこにいる」とすぐに認識できるよう、あえて目立つ「白と赤」に塗られています。
次に狭山の空を見上げるときは…
入間基地のある狭山市は、こうした自衛隊機の細かな違いを日常的に観察できる、航空ファンにとっては全国でも有数の恵まれた環境にあります。そのため、航空機を毎日見れるという理由から移住してくる方も一定数いるようです。
次に大きなC-2輸送機が上空を通過したときは、ぜひ機体の「色」と「数字」に注目してみてください。 「あ、今日はレアな白赤の201だ!」と、日本の空で活躍する様々な機体が今日はどこに向かって飛ぶのかと思いを馳せることができるはずです。
