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窓の外を見れば、雲一つない完璧な「秋晴れ」の日。「こんな気持ちの良い日は、どこかへ出かけたい」 「でも、遠出や人混みはちょっと疲れるかも……」
そんなあなたに、おすすめしたいのが、「入間川リバーサイド」でのお散歩です。
狭山の豊かな自然の中で、心豊かな時間を過ごしてみませんか?
なぜ、入間川沿いを歩くのか?
- 最高の「お散歩気候」
秋晴れの日は暑くも寒くもない、まさに今がウォーキングのベストシーズン。澄んだ青空と乾いた空気が、歩く足を軽やかにしてくれます。 - 開放感バツグンの景色
広く開けた河川敷、キラキラと光る川面、遠くに見える(かもしれない)秩父の山並み。視界を遮るものがない開放感は、リバーサイドならではの魅力です。 - 感じられる「秋の深まり」
川辺のススキの穂が風に揺れ、土手の草木も少しずつ色づき始めています。派手な紅葉はありませんが、足元に落ちるドングリや静かな秋の風景が楽しめます。 - 「思い立ったらすぐ」行ける手軽さ
特別な準備は不要。スニーカーを履いて、水筒を持てば、そこはもうあなただけの散歩コースです。
おすすめ!「狭山リバーサイド」散歩コース3選
狭山市内には入間川沿いに多くの散歩道がありますが、秋晴れの日に特におすすめしたい3つのコースをご紹介します。
【王道・定番】新富士見橋 〜 昭代橋コース
【コース概要】
- 区間: 新富士見橋 ~ 昭代橋
- 距離: 往復 約5km
- 所要時間: 約60分~90分(休憩含む)
- 特徴: 道幅が広く(サイクリングロード併設)、非常に歩きやすい定番コースです。
このコースの魅力
- 圧倒的な開放感 新富士見橋のたもとからスタートし、上流へ。河川敷が最も広く開けているエリアで、空の広さを実感できます。ジョギングや犬の散歩を楽しむ人々も多く、のどかな祝日の雰囲気を味わえます。
- 整備された歩きやすい道 川の流れを見ながら、整備された歩道(サイクリングロード)を進みます。途中、水鳥(カモなど)が休んでいる姿が見られるかもしれません。川風を感じながら、自分のペースでゆっくりと歩けます。
- 「昭代橋」の美しい景観 折り返し地点の「昭代橋」は景色の良いスポット。橋の上から眺める入間川の景色もまた格別です。近くにはベンチもあり、持参した飲み物で一息つくのに最適です。
<こんな方におすすめ>
- 初めて入間川沿いをしっかり歩く方
- ベビーカーや家族連れで歩きたい方
- 広い空と川の「王道」の景色を楽しみたい方
(※お車の方は、河川敷公園の駐車場などを起点にするのが便利です)
【歴史と自然満喫】本富士見橋 〜 豊水橋コース
【コース概要】
- 区間: 本富士見橋(国道16号)~ 豊水橋
- 距離: 片道 約2.0km / 往復 約4.0km
- 所要時間: 往復 約50分~70分
- 特徴: 市街地から近くアクセス抜群。川越街道(国道16号)の歴史も感じられる、生活に溶け込んだコースです。
このコースの魅力
- アクセスの良さ 国道16号にかかる「本富士見橋」が起点。狭山市駅方面からのアクセスも良く、お買い物のついでや、少し時間が空いた時にも歩きやすいのが特徴です。
- 開けた河川敷と活気 この区間も河川敷が非常に広く整備されており、ゴルフの練習場やグラウンドなどがあります。スポーツを楽しむ人々の活気も感じられます。
- 「豊水橋」の風情ある風景 折り返し地点の「豊水橋」は、風情のある橋です。橋を渡って対岸(入間市側)の景色を楽しむのも一興。このあたりは川の流れがゆったりしており、水面を眺めているだけでも癒やされます。
<こんな方におすすめ>
- 市街地近くで気軽に歩きたい方
- ゴルフや野球など、人々の活動的な風景も楽しみたい方
【自然たっぷり穴場】柏原エリア・あじさい橋コース
【コース概要】
- 区間: 柏原地区「あじさい橋」周辺
- 距離: 橋を中心に往復 約3.0km~(お好みで)
- 所要時間: 約40分~
- 特徴: 市街地の喧騒から離れ、最も自然が色濃く残るエリア。静かに歩きたい日の「穴場」コースです。
このコースの魅力
- 圧倒的な自然と静けさ 狭山市の上流部にあたる柏原地区は、川沿いに緑地や雑木林が多く残るエリアです。車の音も少なく、聞こえるのは川のせせらぎ、鳥の声、風の音だけ。まさに物思いにふけりながら歩くのに最適です。
- 「あじさい橋」というランドマーク 歩行者・自転車専用の青い「あじさい橋」が美しいランドマーク。橋の上からの眺めは抜群です。梅雨の時期は名前の通りあじさいが咲きますが、秋は秋で、静かな川の風景が広がります。
- 少し足を伸ばせば「柏原公園」も あじさい橋から少し足を伸ばせば、芝生広場のある「柏原公園」にも立ち寄れます。公園のベンチで休憩するのも良いでしょう。
<こんな方におすすめ>
- とにかく静かな場所でリフレッシュしたい方
- 自然の音に耳を澄ませながら歩きたい方
- 人混みを確実に避けたい方
散歩を10倍楽しむヒント
- 服装は「調整しやすく」
日差しは暖かいですが、川を渡る風は少し冷たく感じることも。Tシャツにパーカーやウィンドブレーカーなど、着脱しやすい服装がおすすめです。 - 必須の持ち物
飲み物は必ず持参しましょう。帽子や日焼け止め(秋の日差しも意外と強いです)もあると安心です。 - おすすめの時間帯
空気が最も澄んでいる午前中も良いですし、日差しが少し傾き、全てが黄金色に輝き始める午後2時〜3時頃も、ロマンチックな散歩が楽しめます。
まとめ
何も特別なことをする必要はありません。 自分たちの住む街の、いつもの景色の中にある「美しさ」や「豊かさ」を再発見してみてはいかがでしょう。
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