狭山市を拠点に活動するラグビーチーム「川越狭山セコムラガッツ」が、若手や出場機会の少ない選手たちの育成・発掘を目的とした新大会「ジャパンラグビー リーグワン ライジング」に出場。Division 1に所属する格上の強豪「栃木ホンダヒート」を相手に、33-27で見事な勝利を収めました。
格上相手にどこまで食らいつけるかが試された一戦で、ラガッツ戦士たちが気迫あふれるプレーを披露。地元・狭山に勇気と誇りを届ける大きな白星となりました。
試合結果
- 対戦カード:川越狭山セコムラガッツ vs 栃木ホンダヒート
- 最終スコア:33 – 27(前半 26-5 / 後半 7-22)川越狭山セコムラガッツ 勝利!
試合展開
前半:安定したセットプレーと元ヒート戦士の躍動で大量リード
試合はキックオフ直後から動きました。 前半2分、相手陣地深くでのラインアウトから力強くモールを押し込み、飯田光紀選手が先制トライ。幸先よくリズムを掴みます。前半9分に同点トライを許したものの、ラガッツの集中力は途切れません。前半19分、再び安定したラインアウトからモールを押し込み、谷名樹選手がトライを奪って14-5とリードを広げます。
この日の川越狭山セコムラガッツは、スクラムやラインアウトといったセットプレーが終始安定。さらに背番号9のSH武智選手がテンポの良いパス捌きでアタックを牽引し、ゲームの主導権を完全に握りました。
前半の見せ場を作ったのは、今シーズン栃木ホンダヒートから川越狭山セコムラガッツへ加入したSOマヌ・ヴニポラ選手。キック、パス、ランのすべてで出色の出来を見せ、古巣を相手に躍動します。前半37分には力強いランで相手ディフェンスを吹き飛ばして大きく前進し、最後はFBカーティス・リード選手のトライをお膳立て。前半を26-5という大量リードで折り返しました。

後半:Division 1の猛追を全員で耐え抜き、歓喜のノーサイド
後半に入ると、意地を見せる栃木ホンダヒートが猛反撃を開始します。 開始直後の後半0分にトライを奪われると、Division 1ならではの圧力に押されて立て続けに失点。試合終了残り5分には6点差まで詰め寄られる緊迫した展開となりました。
しかし、逆転を許さない川越狭山セコムラガッツの粘り強いディフェンスが光ります。後半から投入された藤原竜之丞選手、川瀬悠河選手、森元一気選手ら若手・リザーブ陣も最後まで泥臭く体を張り続け、相手のアタックを寸前でシャットアウト。最終スコア33-27でリードを守り切り、歓喜の瞬間を迎えました。

「ジャパンラグビー リーグワン ライジング」とは
若手選手や公式戦での出場機会が限られている選手たちの実戦経験確保と、未来のスター選手発掘を目的に2025年からスタートした大会です。大会名の「RISING」には「上昇・成長する・前途有望な」という意味が込められており、ここでの経験が選手個人の飛躍、ひいては日本ラグビー界全体の発展へとつながることが期待されています。
後半のゲームコントロールなど次なる課題も見えたものの、カテゴリーが上のDivision 1相手に勝利をもぎ取った経験は、チーム全体にとって計り知れない自信となりました。狭山から日本ラグビーのトップへ駆け上がる川越狭山セコムラガッツの挑戦に、今後も熱い応援を届けていきましょう。
